2018年7月22日日曜日

劇団ワンツーワークス 第25回公演「私は世界」


7月22日、赤坂RED/THEATERで行われた劇団ワンツーワークスさんの第25回公演「私は世界」を観劇してきました

フリージャーナリストが紛争地帯で消息不明になったこと、それに対して自己責任と口々にする風潮
しょうじき身に覚えありすぎて、流されやすい自分にきつく刺さりました
話はそれに加えて現代日本の社会に生きる人たちの自己責任も描き、いい感じにふたつの話が混ざり合ってました

何かよく分からないけど、みんなが言ってる方に賛成するのが正しいと追随し、それでいて世界とつながっているわけではない断絶感をおぼえる日常
そんなどこかちょっと生きてて気持ち悪い違和感を、作品として観ることで自分の中で認識させられた
自分の根っこ、核の部分、自己をしっかり持つことの大切さをとても強く意識させてくれた舞台でした

そして終演後、この日はアフターイベントがあり、出演されている奥村さんのトークの後に実際の舞台に上がって見学させてもらいました
ふだんは体験できない舞台上からのながめ、そして美術を間近に観られて妙なテンションに
さらに舞台裏ものぞかせてもらい、観劇経験の中でも本当に貴重な体験をさせていただきました

最後に舞台上でちょっとした体験を自己責任でさせてもらいましたが、もっとみんなでワーっとくると思いきや自分とふたりの友人同士だろう女性たちだけでしたね
まあ、舞台に上がったら恥ずかしがってる場合じゃねえ、ってんで存分に楽しみました




という感じで、舞台もアフターイベントも奥村さんのトークも色々と満喫させてもらった素敵なひとときでした
そんなところで今回はこれにて
また次回


劇団ワンツーワークス 公式HP

2018年7月18日水曜日

日穏 第10回公演「月の海2018」


下北沢「劇」小劇場で行われた劇団日穏さんの第10回公演「月の海2018」を観劇してきました

前回と同様に細部まで凝ったセットを目にしたとたん、一気に昭和な世界観へ誘われます
話じたいも優しいドラマの中にも不穏さが加味され、ほどよい緊張感で最後まで退屈することはありませんでした
なによりそのラスト、まさか舞台を感激して泣くとは思わなかったです

日穏さんも10周年、個人的にはまだまだ観劇作品も少ない劇団ですが、来月の公演もお邪魔させてもらいます
今回はスルーしちゃったけどパンフとかグッズも次には購入を視野に入れたいですね
今後ももっと公演に通ってこの劇団の雰囲気を楽しみたい




というところで今回はこれにて
また次回

劇団 日穏HP