2017年11月13日月曜日

劇団スパイスガーデン第9回公演「ザ・オーディション」


11月12日、千本桜ホールで行われた劇団スパイスガーデン第9回公演「ザ・オーディション」を観劇してきました
前回の公演で現状の4人から新メンバー追加か?、という流れからの今回の「ザ・オーディション」は楽しみに待っていたんですよね

開演早々になにが始まるのか予想できなく、舞台が進んでも良い意味で思ってたものと違って楽しめました
けっこう笑える場面が多く、女装にダンスに物まねに映画ネタと非常に賑やかな内容で、だけど最後はきちんとしめられていて大満足

どこか心機一転というかリスタートというか、お初な演者さん3人だけの影響もあるだろうけど、それだけじゃないような全体的にフレッシュな印象を受けた作品でした
そんな新たな3人もそれぞれに個性豊かで、それこそ新鮮さとどこか支えたくなるちょっとした危うさがよかったですね




スパイスガーデンさんとしての目標も聞けましたし、新メンバーの採用がどうなるのかも含め、これからも来年もその先も注目せざるえない
という感じで今回はこれにて
また次回


>劇団スパイスガーデン 公式HP

2017年11月6日月曜日

劇団ワンツーワークス #23『消滅寸前(あるいは逃げ出すネズミ)』


10月29日、中野のザ・ポケットで行われた劇団ワンツーワークスさんの公演「消滅寸前(あるいは逃げ出すネズミ)」を観劇してきました
前回公演で社会にうったえかける舞台の方向性にひかれ、今回もお邪魔させてもらいました

内容的には住民組織による地域への発展へつながる活動、その限界を前にこれからも続けていくか否かの選択、というところからはじまります
そこから過去のあれこれが語られていくうちに個々と地域の問題がはっきりと見えてくる

しょうじき難しい問題ながら、投げ出したり保留したり思考停止を許さず、それでいて変に共感を強要してこないのが素晴らしかった
あくまで観劇した人それぞれ決してゆるくない委ね方で、自分で考えるきっかけと力を与えてくれる

かといって堅苦しいだけでなく、抜くとこは抜いていて笑えるポイントもあったため観ていて疲れきることはなかった
ドキュメンタリー映像や雑誌の記事とは違う、舞台で演じられることだからこそ伝わるテーマ性が心にしみました




多く存在する劇団、それぞれの色鮮やかさをもっと知りたくなる一方、このワンツーワークスさんの舞台もこれから先もチェックせざるえないと強く心にとめつつ会場をあとにしました

というところで今回はこれにて
また次回

劇団ワンツーワークス 公式HP