2017年11月6日月曜日

劇団ワンツーワークス #23『消滅寸前(あるいは逃げ出すネズミ)』


10月29日、中野のザ・ポケットで行われた劇団ワンツーワークスさんの公演「消滅寸前(あるいは逃げ出すネズミ)」を観劇してきました
前回公演で社会にうったえかける舞台の方向性にひかれ、今回もお邪魔させてもらいました

内容的には住民組織による地域への発展へつながる活動、その限界を前にこれからも続けていくか否かの選択、というところからはじまります
そこから過去のあれこれが語られていくうちに個々と地域の問題がはっきりと見えてくる

しょうじき難しい問題ながら、投げ出したり保留したり思考停止を許さず、それでいて変に共感を強要してこないのが素晴らしかった
あくまで観劇した人それぞれ決してゆるくない委ね方で、自分で考えるきっかけと力を与えてくれる

かといって堅苦しいだけでなく、抜くとこは抜いていて笑えるポイントもあったため観ていて疲れきることはなかった
ドキュメンタリー映像や雑誌の記事とは違う、舞台で演じられることだからこそ伝わるテーマ性が心にしみました




多く存在する劇団、それぞれの色鮮やかさをもっと知りたくなる一方、このワンツーワークスさんの舞台もこれから先もチェックせざるえないと強く心にとめつつ会場をあとにしました

というところで今回はこれにて
また次回

劇団ワンツーワークス 公式HP

0 件のコメント:

コメントを投稿