2012年5月14日月曜日

ハラナイ荘の人々


2012年5月13日、東京の下北沢にあるザ・スズナリでおこなわれた、演劇ユニットちからわざの公演である「ハラナイ荘の人々」を観てきました

人生初の演劇鑑賞(観覧?)でしたが、まあ、なんというか…いいわあ
すっごくいいわあ




そんなわけで久々(か?)の上京
ザ・下北沢




ザ・スズナリ




ザ・ハラナイ荘の人々

とりあえず前に来た時も思ったけど、下北沢の道の入り組みっぷりは半端ない
GARDENに行ったときにえっらい遠回りしたうえに見つからなくて泣きそうになったことを教訓に、事前に地図をガン見して予習しておきましたよ
まあ、これならなんとかなるだろ、と思ってたら普通に迷ったわ
けっきょく携帯のGPSのお世話になったわ





スズナリの中に入るとロビーにたくさんのお祝いの花が
スタッフの人に聞いたらここは撮影OKだっていうので田舎もの根性丸出しで撮っておきました

で、トイレもすましていざ席についたわけですが…
これが思った以上の狭さでちょっとビックリ
椅子がずらっと並べられてるわけですが、隣の人との距離感はまあびっちりでもがまんできるんですが、なんというか前後の席との距離がマジで狭い
座って軽く、ほんとに軽く足を伸ばすともう前の人の背もたれというレベル
もっと簡単に言うといったん席についたら、その列の人が全員いったんどかないと席から脱出不可能なレベル

まあ、そんなことは些末問題として、いよいよ開演
客席が狭いのは劇場の箱サイズが全体的に狭いってわけで、役者さんとの距離感がめちゃくちゃ近い
もうほぼ目の前状態で芝居を観れるってだけで興奮度はあがりまくるわあ
個人的には佐藤二朗さん目当てで観に行ったんですが、出演者のみなさんみんないい!ふっつうに全員のにわかファンになっちゃいますよ

そして、肝心の内容ですが、とにかくおもしろい…としか言いようがない
めちゃくちゃ笑えるんだけど、それと同じくらいすんごい考えさせられる
様々な恐怖症を抱えた人たちが集まるハラナイ荘でのなんやかんやを描いてる内容
「がんばらない、気をはらない、意地をはらない」という生活をしてる人々に、正反対のアグレッシブさを持ち前とした花粉ちゃんと、主観的に美女を前にするとめちゃくちゃあがってしまうタツオが住人として加わることで、ちょっと刺激のある日々がはじまる…みたいな感じのお話かな

なんじゃそりゃっていう恐怖症を抱えてる裏側には、そうなってしまう痛烈な過去が隠れていたり単純に大笑いするってだけじゃない物語にぐいぐい引き込まれます
そのままの自分でいい、今のままの自分じゃダメだ
どっちも正しい、誰もが正しい、いろんなカラーの人がいるけど同じ色の人はいない
例え色が似てるからって同じ色にはなりえないキャラクターたち、っていうのかな。違うか

とにかくホントに観終わったあとに「よかったあ!」と言える作品でした





そして帰りにおみやげをってわけで銀のぶどうへ
自分用に銀ぶロール、会社の人たち用に白ららを購入
白ららは食べなかったからアレだけど、ちょっとここのロールケーキは個人的に甘かったかな

そんなこんなで色々と刺激をもらえて有意義な時を過ごさせてもらいました
これを機に演劇をちょくちょく観にいくってのもありかも、と思ったり
では今回はこれにて
また次回

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